佐藤美絵キリエ+展・ひらひら

会期
佐藤氏は切り絵という技法を使いながら「切り絵」に留まらない「キリエ」作品を模索し制作しています。 「花鳥」「縁起」「物語」と日本の絵画に踏襲されてきたものを多く取り上げています。 これらはなじみがよくて、すっと心の中に入ってくるものであり、語りつくす事のないテーマだと考え、 現代に生きる作家自身が描く現在の絵であり、過去から繋がる線の延長線上にあることができれば良いと考え制作されました。 <作家より今回の個展に向けて> キリエとニホンガのミクストメディア?佐藤美絵の世界へようこそ 「私が感動したなにか」 それを伝えたいから絵を描いている。 技法や技術は手段である。題材や題名は入口である。 「私が感動したなにか」を内包しながら、軽やかな世界を表現したいと思ってる。 ひらひら・・・春の風にひらひらしましょう。 花、鳥、縁起、物語を装った小さな作品、ほどほどの作品を展示。 和紙の黒と顔料の彩を楽しんでください。
作家プロフィール
キリエ+の絵描き・イラストレータァ
神奈川県川崎市在住
女子美術短期大学卒業 同校専攻科終了
1996年より小説誌の挿絵、書籍の装丁画等手掛ける。
1997-99年 群馬・渋川「切り絵緑の美術館」常設展示
2012年 農業新聞連載小説「峠道」上田秀人著の挿絵を担当
2018年㈱瀬味証券印刷2019年カレンダー採用
2021年 美の起原展 公募 入選
2018年 ギャラリーダダにて個展(2017、18、20年)
2022年 梅猫庵(世田谷)にて個展
賞歴
現代童画会にて新人賞、上野の森美術館賞、会友佳作賞、会員佳作賞、坂出市長賞、文部科学大臣賞、会員作家賞、現代童画大賞
現在現代童画会 委員、イラストレーターズ通信 会員