菊池咲日本画展・動物たち
会期
動物たちのさまざまな表情や動きを表現した日本画作品を展示いたします。 岩手県在住の作家は身近に里山で暮らす動物たちを見かけることが多く、愛情をもって描いています。 <作家より今回の個展に向けて> 主に動物園で実際に見た動物を描いています。 動物園に通っていると、野生の動物を観察するのとは違った面白さがあります。 1年を通して同じ個体を観察できるので、季節による毛や体型の違いを発見できます。 さまざまな個体を観察していると、同じ種でも個体差がはっきり分かるようになり、個体を識別できるようになります。 また、皮や骨の標本を作る趣味があるので、実際の動物に触れる機会が多く、体重や毛の質、匂いなどで種の違いを感じています。 そういう観察と経験の積み重ねが作品に現れたらいいなと思いながら制作しています。
作家プロフィール
1986年 岩手県生まれ
2012年 東北芸術工科大学大学院 芸術工学研究科修士課程 芸術文化専攻 日本画領域修了
2011年 '70、'80年代生まれの美術家たち、IMA(いま)ここで(岩手県立美術館)
2012年 第5回利根山光人記念大賞展トリエンナーレ・きたかみ 大賞
個展(ギャラリーツープラス/東京)
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012「里山アート動物園」(まつだい農舞台/新潟)
2013年 個展(めんこい美術館/岩手)
2014年 岩手県美術選奨 国民文化祭あきた2014招待作家展(アトリオン/秋田)
2015年 アートフェスタいわて2014・岩手県美術選奨受賞者作品展(岩手県立美術館)他多数
2016年 2017年、2019年、2020年、2022年 、2023年art Truth(横浜)にて個展