鈴木ひろみ木版画展・透明な花たち
会期
木版画の凹凸版刷という技法で、木目を刷る事により、木の暖かみや空気感で懐かしさを表現しています。
画面に咲いた様々な花をご覧いただいて、すこしでも幸せに感じて頂けたら幸いです。
凹版凸版併用木版画作品を展示します。
◆作家の言葉◆
私が描く花は、実際に咲いている花ではなく、頭の中の想像の花です。
目を瞑る。色が浮かんでぱっと消える。
水が流れるように、色が流れる。
光が灯るような色もある。消えてしまいそうな色、消えてしまった色。
やがて色彩はなくなって、空白の静寂に包まれる。
目の前に無い花を思い描く、それは透明な花。
花を貰うと嬉しい。花を観るとちょっと嬉しい。
多くの人が一度はそう感じると思います。
私が花を描こうと思ったのはそんな単純な理由からだと思います。
今回はたくさん花を描きました。
作品を観て頂いた方に、ちょっとした嬉しいが少しでもあふれることを祈って。
作家プロフィール
1987年 埼玉県久喜市生まれ
2010年 横浜美術短期大学 専攻科絵画クラス修了
日本版画協会第78回版画展 入選 京都市美術館
第七回大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ展 入選
◆個展
2011、2012年 ギャラリーツープラス(銀座)
2012、2013年 ギャラリー上原(代々木上原)
2013年 2015年2017年2018年art Truth(横浜)
◆グループ展
ギャラリーツープラス(銀座)、ギャラリー上原(代々木上原)、art Truth(横浜)
◆その他展示歴
「飛翔する作家たち」 東急百貨店たまプラーザ店、「青梅アートジャム2011」 青梅市立美術館、ゆずの里勝仙閣展示、アールデビュタントURAWA2011 伊勢丹浦和店アートジャム・カナダ CollectiveWorksGallery(カナダ・ビクトリア)